
熱い人生で、いい死に方したね。という感じ。
起業家として、頂点で死ねて、うらやましい。
2002年頃、Ipod販売された頃は、私は22歳で、そのときの記憶が鮮明なんだけれど、それまで携帯用の音楽プレーヤーといえば、ソニーを筆頭に日本勢だった。
私はソニーのウォークマンを持っていた。その当時、ソニーは、デザインも斬新で、クールなブランドイメージもあり、携帯音楽プレイヤーの王者という感じだった。当時普及していたのは、MDいうメディアに音楽を記憶して、ウォークマンにMDを挿して聴くタイプのもの。ウォークマン本体とは別にMDというメディアを別途購入する必要があった。
それが、プレイヤー内のHDDに音楽データを記憶するタイプのIpodが販売された途端、ソニー他日本企業は忘れ去られ、AppleのIpod一色になった。
私もIpodを購入して、その便利さで、すっかりソニーのMDウォークマンは不要になった。
一瞬の出来事だった感じだ。
それまで、ソニーは何年もAV機器では、王座をにぎっていたのに、それ以来、駄目になった。
Iphoneでも、同じように一瞬で、他を圧倒した。
Appleが作ってきた製品は、それぐらいインパクトのある製品なんだな。
マンハッタンにある店舗、Apple Storeは、Appleの製品を売るだけの店という枠を超えて、街のメインスポットのようになっている。
その影響力ともにAppleという企業も業績を伸ばし、企業規模の指標である「時価総額」は、現在、世界2位!!!
$342ビリオン(約26兆3300億円)
日本で一番でかいトヨタ自動車(約9兆円)の3倍ぐらいある。
時価総額世界1位は「Exxon Mobil Corporation」という石油会社なんだけど、石油会社は過去の遺産(過去の生物が作りだした化石燃料)を権益で独り占めして、それを売って稼ぐ商売なので、私の中では、自分達で何か価値のある物・サービスを作り出して、その不可価値を売りに商売しているAppleの方が尊敬に値する。
Appleは創業されてからまだわずか35年ほど。
「世の中に影響を与えながら、企業を成長させていく」という、起業家道において、「天下を取った」といっても過言ではない。
3位のマイクロソフトの時価総額$226.36ビリオン。
長年、ライバルだったマイクロソフトを$100ビリオン以上引き離して、圧倒した。
私の中でジョブスは、起業家スーパーエリート3人組(ビルゲイツ、ジョブス、孫正義)の1人。起業家としての成功具合は半端なかった。
21歳(1976年)でAppleを創業して、22歳で売り上げ$2ミリオン、26歳で売り上げ$600ミリオン、そして、上場。28歳でフォーチュン世界企業ランキング500入り。
そして、56歳で、世界企業ランキング2位。
ただ、世の中は、諸行無常。
未来のことは、誰にもわからないが、歴史を振り返るとどんな強い企業や国であっても、あるきっかけでやがては衰退する場合が往往にしてある。
Appleはこれからも続くが、私は今が頂点で今後衰退していくと予測している。
だが、起業家スティーブジョブスの起業道は死んだ時点でゲームオーバーだ。
その時点がその人の最終結果である。
ジョブスはその終わりが頂点で幸せだなと思う。
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