スティーブ・ジョブスが死んだとき(10/05/2011)に、Appleの時価総額を調べると世界2位だったのが、今は1位だね。
http://beaverpcsupport.blogspot.com/2011/10/blog-post.html
死んだ後、1位になるなんて、なんか皮肉。
宿敵だったMicrosoft(3位)に2倍ほど差をつけての1位。
パソコン用のOSのシャアでは、Windows OSに圧倒的に差をつけられて、Macって終っていくのかなとか思ってたけど、世の中、ほんと諸行無常です。
ipod販売(2002年頃)してからのAppleの快進撃はすごい。
今やiphone一つあったら、電話・音楽プレイヤー・カメラ・メモ・時計・時刻表・ネット(アプリの使い方でいくらでも増やせる)など、過去は複数必要だったものが、1つで足りるもんな。
まさにAll In One。
この世界ランキングを見て気になるのは、中国企業の躍進と日本企業の不甲斐なさ。
上位50位までを見ると、中国は、4位PetroChina Company、9位China Mobile、41位China Petroleum & Chemical Corporationと3社入っているのに対し、日本は、唯一、トヨタ自動車だけ。しかも、28位。
日本はGDP世界3位で、世界を代表する国なんだから、もっと頑張ってほしい。
しかし、いまの空気のままいくと、日本企業はどんどん下がっていっていくんやろうな。
僕はその空気を少しでも食い止める方向で頑張るぞ。
PS
ソフトバンクの孫正義が、この前発表した今後の30年計画中で「30年後ソフトバンクグループは時価総額200兆円ぐらいになるのを目指す。本気だ。」と言っていた。
(現在のソフトバンクの時価総額は2兆7000億円ぐらい。ソフトバンクは創業30年。次の30年で100倍ぐらいにするということ。)
http://www.softbank.co.jp/vision/
今世界1位のAppleの時価総額が日本円で50兆円くらい。
30年で世界マーケット自体はそんなに膨張しないだろうから、各企業の時価総額の総額の底上げがそんなになさそうだし、もしソフトバンクがその目標を達成すると、30年後はソフトバンクが時価総額世界第1位だろう。
日本企業全体としては世界ランキングが下がっても、1社でも圧倒的世界1位の日本企業があれば、日本人には励みになる。
是非、ビジネス界の金メダルを日本企業がとってほしい。